あとがき

 メリークリスマス。

 二年ほど前を最後に、「お話を創る」とゆー作業から遠のいていた私ですが、決して忘れてしまったわけではありません。ずっと書こう、書こうと思っていたんですけど、なにやらいろいろありまして、結果として二年間の空白ができてしまっただけです。心配してくださったみなさん(と言うほど読んでいる人はいないでしょうし、読んでいる人の多くは心配しないでしょうが)、ごめんなさい、そして、ありがとうございます。

 遅れましたが、今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。いかがでしたか、リハビリ作は(笑)
 このお話はもともと、クリスマスの数週間前にリリースされる予定でした。そして、クリスマスプレゼントとなるお話とセットで、「好きという気持ち」というテーマで書いていこうと考えていたのですよ。近年、日本国内のクリスマスは言うまでもなくそーゆー雰囲気(笑)一色なので、天の邪鬼としては違う「好き」に挑戦してみようかな、と。まぁ、個人的に違う「好き」の方に憧れを抱いているというのも大きな理由でしょうけどね。二年前の作品も、そんな感じがする内容になっていますから。

 さすがに久しぶりに書いただけあって、いつも以上に展開が無理矢理なのはお許しください。
 冗長だと思われるシーンをできるだけ削ってコンパクトに、なんて途中で考えてしまったものですから、余計強引な展開になっていたりもするんですよね。反省反省。ただ、無駄なシーンが山ほどあるよりは読みやすいんじゃないかなぁ、と自分勝手にフォローを入れちゃってもよろしいでしょうか? …ダメですよね、絶対ダメですよね。

 さて、ここで問題。ラストシーンのあと、永倉くんはどうしたでしょうか?
 答えを送ってくれた方にはもれなく、感謝の気持ちを込めたメールを返信いたします。
 私自身、その答えは考えていないのですが、某ワるきゅーレみたいなことにはならなかっただろうと思います。思いたいです。思わせてください。アレはアレで羨ましいけどさ(笑)

 最後に、当てにならない次回作情報。
 まず、前作のあとがきで言っていた「次回作」と本作は全く別のものです。もうその「次回作」がリリースされることはないでしょう。もう忘れちゃったもん、というのは冗談です、って言わせてください…。
 気を取り直して、次回作について。すでに書いてしまいましたが、本来、クリスマスプレゼントとしてリリースされる予定だったお話です。よって、舞台はクリスマスイヴのとある街。そんなお話を一月下旬にリリースする予定です。あ〜ぁ、完全に時季はずれだ。やっぱり、違うのに差し替えようかなぁ(笑)

 それではこの辺でお別れです。
 最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。私はこれから、とにかく卒論を仕上げまぁすっ。今年のイヴはひたすらディスプレイと睨めっこ。


 二〇〇二年十二月。
 迫り来る締め切りを前に、あきれるほどの余裕を抱えて。

この作品に登場した人名、団体名等は全て架空のものです。

転載等、ご自由にどうぞ。
内容を改変しての転載等も構いませんが、必ず原作の著作権者が私、Fukapon(深澤 亮)であることを明記してください。

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