2002.6.8(Sat.):「気持ち」
その人は私を子供扱いしてた。それが許せなかった。対等でありたかった。 いつも押しつけられた。 そりゃあ私の方が5つも年下だったけど、対等だと思ってた。思ってる。 話し合いをしても私の言うことなんて全然耳に入っていないようだった。いつもいつも流されてた。 自分が気に入らないことを私が言ったりすると、すぐに拗ねた。 そして悪者にされた。 向こうはそうゆう時だけ私を貶した。 私がいつも本音で自分に接していると思ってた。 自分は大人だからお子さまの私の言い分なんて無に等しかった。 ときどきは無ではなかったけど、そんなときはどうでもいい時だった。 私が真剣に話しても聞き入れてはくれなかった。 返事だけだった。一体、あなたは私のなにを見ているの? 似てるとか似てないとか関係なかった。そんなことどうでもよかった。 関係ないと思ってた。関係ないと思ってる。 なにも私が知らない分野で、あなたは優越感を抱いてたね。 押しつけがましく、そして子供に接するように私を見下してた。 私は対等でいたかった。 そりゃあキッチリ対等にはならないと思うけど、平均的に対等でいたかった。 あなたは私の上にたかった。常に優越感を抱いてた。そして私を見下してた。 願いは叶わなかった。 あなたが叶えてあげると言った、私の願いは叶わなかった。 後で言っても、そんなことも知らないの?って感じの態度で無視された。 あなたが出来ると言ったから私はしてほしい、と言っただけなのに、 あなたは出来ないと言った。 叶わない願いなら、希望を持たせないでほしかった。 自分が言ったことには、きちんと責任を持って欲しい。 出来ないことなら、最初から出来るなんて言わないで。 私が一生懸命、大事に大事にしてきたものを、あなたは一瞬で踏みにじった。 ヤメテと訴える私の言葉にも、返事だけでやめてくれなかった。耳にも入ってない。 好きだよ。愛してるよ。 いくら言われても、心に響かなかった。ただの日常会話だった。 いつしかただの雑音になった。聞くのも煩わしかった。 見下している私を利用してた。 利用されることを恐れた。関わり合いになりたくなかった。 私の心が離れていくのを感じた。早かった。どうでもよくなってた。 それでもあなたは追ってきた。 自分の思い通りにならない私に腹を立てた。 私は最後まで本音を言わなかった。 言う必要性も見いだせなくなっていた。 一方通行な気持ち。その気持ちは恋愛感情じゃなかった。 二人ともかまって欲しかっただけだと思う。 自分のわがままを聞いてもらって、甘えたいだけだったんじゃないの? 子供同士の疑似恋愛に存在してたのは、ただの自己満足。 欲求を満たすために、好奇心を押さえられなくて、発散する場を探してた。 お互い、出会うのには早すぎたね。私はそう思ってるよ。 こんなことなら出会わなければよかったと。 いつかあなたもそう思う日が来るよ。 もう来てるのかもしれないね。 目を瞑ってるだけなのかもしれないね。 気づいてないフリをしているだけなのかもしれないね。 あなたはまだ気づいてないけれど。早く気づくといいね。 自分達の未来のために。将来のために。 |