DIARY?!

 
2002.2.20(Wed.):「遠距離恋愛」

確定。しちゃったようです。あい。

ってか、向こうは、「一年、待っててね」とか言うくせに、
「まだ迷ってる」とか言い出して。
私にどうしろと言うねん!!ってな気分です。

いきなり、「俺が東京行ったらさみしい?」とか聞かれて、
「当たり前です」って答えたら、「まだ迷ってる」
そんなこと言われても、私も困る。

今までも、全然、会ってなかった。
私にだって、バイトとかいろいろ都合があったし、
祐にだって、学校があったし、バイトもしてた。

すれ違いばっかりで、それでもなんとか、ここまで来た。

私だって、いろいろ考えた。
着いていくのは無理なのは、十分わかってる。
どうせ、一年たっても、どうなるかなんてわからない。

不安はすっごく溜まってるのに、それを言えない。
祐だけが、私に、不安をうち明けてる。そんな現状。

私が不安を言ったら、祐が余計に不安になって、
せっかく決まった就職を辞めそうで怖い。

祐にだって、そんなことはわかっているんだろうけど、
不安なものは不安でしかない。それはそう。

私だって、不安だし、寂しい。

「全然会えなくてゴメンね」と言われた。
素直じゃないから、「東京行ったら全然会えないジャン」と言った。

可愛くない私。

夜、一人で、寂しくて寂しくて、何度も泣いた。
布団の中で、声を殺して泣いた。
「どうして隣に祐はいないんだろう」って泣いた。
「好きだよ」って言って欲しくて、電話した。
「好きだよ」って言ってくれても、隣にはいない。

寂しいよ。
私だって、強がってるけど、女の子だよ。
祐のこと、ホントに好きなんだよ。
わかってよ。
連れてってよ。
隣にいてよ。

無理な願い。
どうしようもない願い。

泣いたところでどうにもなるわけじゃない。
わかってる。わかってるよ。でも涙はいっぱい溢れてくる。
ポロポロこぼす涙は、マクラをぬらす。

でも、祐には伝わらない。

会うと、余計に寂しくなる。
夜、泣いちゃうから、会いたくない。

でも、会いたい。

でも、会いたくない。

春休み。祐と過ごす、最後かもしれない春休み。
私は予定をバイトで埋めた。
「東京、行く前にいっぱい遊ぼう」そう言われたけど、バイトで埋めた。

「好きなトコ、行きたいトコ、連れてってあげる」
「東京に行きたい。祐の隣にいたい。」

そんなことは言えない。言っちゃいけない。

私は祐が好き。大事。大切。

抱き合っても、「好きだよ」って言われても、
「ずっと一緒にいよう。」って言われても、
今の状態じゃあ、不安となって、積もってく。

寂しい時に、抱きしめて欲しい。

かなわない願いはいっぱいある。

祐に、本音を打ち明けた時、
「無理」「俺だって悩んでる」「困らせないで」
そんな言葉しか、かえって来なかった。

私はどうなるの?
待ってても、迎えに来てくれるの?

「毎月、帰ってくるよ」
そんなこと言うけど、仕事忙しいんでしょ?
無理ジャン。仕事仕事仕事・・・

仕事と私、どっちが大事なの?

「一年間は、俺自身の生活も危ないから、一年たったら一緒に暮らそう」
私のこと、大事なんだったら、迷ってるんだったら、
私も、東京へ連れてってよ。さらってよ。

ホントに、本気になったら、2人ぐらい、暮らせるよ。
生活できるよ。

望むことは一つ。
「私の隣にずっといて。寂しいときに抱きしめて。」
 

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