2001.11.6(Tue)No.1:「代打日記2日目」
メールが届いた順にお送りいたします。(笑) それでは、アモンさんの、`痛かった話’をお楽しみください♪ こんにちは(こんばんは)、はじめまして♪ おいらのHN(ハンドルネーム)は「アモン」といいます 今回、「苺さん」の変わりに「痛い系日記」を書くことになりました〜♪ まあ、自己紹介はこのぐらいにしておいて・・・ Σ□ゝ(´Д` ミ ´Д`)ノノ 〃□ エイヤ!! さあ、日記に行きましょう! GO GO〜♪ とある夜、「某24時間牛丼屋+うどん屋」で はじめて、ナイト(深夜)のバイトに入りました その日は午前中〜昼間にかけてバイトに入っていたこともあり 「某栄養ドリンク」で気合を入れての参戦! 程よい緊張感と、栄養ドリンクで元気になるどころか、逆に眠くなった体を引きずりつつ 夕方の人たちと交代し仕事を始めました 初めてのナイトいうこともあり、たどたどしく作業をこなしていくオイラ… ほとんど静まり返った店内… 昼間にはあまり見ない光景です 夜中の3時ごろでしょうか、がたいのガッチリした「893の方」が店内に入ってきました 「893の方」=「~~-y( ̄Д ̄メ) ←こんな人」 怖いのは山々ですが、何はともあれ接客です! 「いらっしゃいませ」 「兄ちゃん、牛丼を宅配はできるか?」 「いえ、それはちょっと…」 「ちょっとなあ、そこの交番に届けてくれんかなあ」 「え、交番に!?」 ナイトに入る前に「夜は変な人多いから気をつけてね」とは言われていましたが まさか「893の方」が交番にお使いを頼むとは思いもしてませんでした(泣) 動揺するオイラを完全に無視して「893の方」はドスの聞いた声で喋ります 「実はなあ、さっきそこで警察ともめたんや」 「え!?」 一瞬で凍りつく店内の空気 しかも「893の方」とマンツーマン(血涙) 誰でもこの状況下に置かれたら 素で泣けると思いますよ 「え!?も、もめたんですか?」 「そうや」 「た、たいへんですね」 「そうやなあ(笑)」 … 「たいへんですね」とあまりにもボキャブラリーのない相槌を返してしまいましたが そんなことはもはや気になりません むしろ、「893の方」が何をしたのかの方が気になります! 「あ、あのう何をされたんですか?」 「ああ、俺にイチャモンつけてきたから思いっきり殴ってやったんじゃあ」 「…」 た、たすけて〜 っていうか、回り見渡したら一緒に入ったはずの店長いないし(泣) 逃げたな店長ぅあ!! この怒りをまさか「893の方」にぶつける訳にも行きません 「行動=死」確定です! オイラは脅えた小動物の様に話の続きを聞きます 「そんでなあ、そいつらがここの近くでワシの事見張ってるんじゃ(笑)」 「は、はあ…」 「向こうは、チャカ持ってるからなあ…」 「…ゴクリ」 「チャカってわかるか兄ちゃん!鉄砲や鉄砲!ハジキとも言うけどなあ!がはは」 「…は、はあ」 「それ持って、ワシが出てくるのを待ってるんじゃあ」 「…」 え? 見張ってるって? 待ってるって!? チャカ持ってるって!!?? ひえあうへあほあああああ(声にならない悲鳴 In マイハート) 殺られる!殺られるよ!!オイラ殺られちゃうよ〜!! 助けて天国のお爺ちゃん!! いや、川の向こうで手を振らなくていいから!(泣) 「まあ、ワシも少し悪かったし、差し入れ代わりじゃ」 「ああ、そういうことですね!」 この言葉で少し落ち着いたオイラ さあ、注文を聞こうとしたその時 「今、ワシがもって行ったら撃たれたらいかんからなあ!代わりに持っていってくれや!」 「え?」「え?」「え?」 それは貴方の変わりに撃たれてこいってことですか? たまたまナイトに入って、たまたま来た「893の方」のために命を投げ出せと!? しかも相手は「国家権力」! か、勝てねえよ… 「国」か「893」どちらを相手にしても勝てるわきゃねえよ… こうなったら元凶を止めるしかない!! ここは「漢」らしく 説得だ!!(「漢」らしいのやら、らしくないのやら) 「あ、あのお客様…内は宅配はやってないというか出来ないのですが…」 「すぐそこやがな!兄ちゃん」 「いや、あの、決まりなモノで…」 「ん〜、そうか…」 「すみません…」 「…まあ、出きんのやったらしょうがないなあ」 「…」 も、物分り良いよこの人!! っていうか 不気味なくらい良すぎ!! これで、「国家権力」と「893」両方敵対しなくてすむよ!(本気泣) 嗚呼、ナイスお客様!もう、崇めそうなほどに!! 「じゃあ、ワシだけでも食って行こうかな」 「はい!わかりました!ご注文は何にしますか?」 「うーん、そうやなあ」 「…」 「やつらが乗り込んできてもあかんから、早く作れるやつがいいなあ」 「え?」 あった…まだあったよ… 「国家権力」が乗り込んでくるって可能性が! でもそうなったとしてもオイラは一般市民! 人質にされない限り大丈夫なはず!! 人質… ・・・人質? 人質!? あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! 隊長!八方塞であります(血涙) 抜け道はひとつ! 「893の方」に一番早く出来て、一番早く食べれるものを!! そう「牛丼」を提供するしかねえ!! 「牛丼でよろしいでしょうか?」 「じゃあそれでええわ」 「はい!ありがとうございます!」 このときほど牛丼を崇めたいと思ったことはありません ブラボー牛丼!! 嗚呼、何時もより牛丼が神々しく見えるよ! 眩しい!眩しいぜ!牛丼!! 嗚呼、後光まで差してるわ!! 「お待たせしました牛丼の並です」 「おう」 「ごゆっくりどうぞ〜」 「ははは!兄ちゃん、のんびり出来へんから、これ頼んだんやで」 「…ははは」 「じゃあ頂くわ!外見といてや!」 「え?」 「乗り込んで来たらあかんからなあ!」 ・・・ ここまできて乗り込んできたらオイラは 「国家権力」を恨みます!!(泣) はっきりいって精神状態が錯乱気味 手は冷や汗でびしょびしょ… 寿命がずっと縮みっぱなしです 店の前を見ながらドキドキしているオイラを他所に 「893の方」はあっという間に食べ終わりました 「ふう、うまかったわ兄ちゃん」 「ありがとうございます」 「兄ちゃん、よーみたら結構可愛い顔してんなあ」 「あ、ありがとうございます…」 「どや?一緒に来るか?」 「え?」 まさかの展開 「893の方」直々のスカウトです はうふおえはえああ(声にもならない悲鳴) ねえ!泣いてもいいですか? オイラに泣き胸一つ用意してください! この方のようなガチガチに硬そうな胸ではないものを! もうオイラいっぱいいっぱいです 「あの、勤務中なので…」 「そう固いこと言わんと!なあ!」 「いえ、あの、そういうんじゃなくて」 もう断るのに必死のオイラ、そこに「893の方」から痛恨の一撃が 「じゃあ兄ちゃん…」 「あ、はい」 「ワシとデートせーへんか?」 「…」 げはあ!(吐血) 20年間(その時の年)生きてきて、 まさか「893の方」にスカウト&デートに誘われるなんて 夢にも思いませんでした! 夢なら覚めて下さい!遠慮なく(滝血涙) 断るしかない!断れ俺!! 「すみません、勤務中なので…」 「そういわんと!」 「いや、あの、仕事もあるし…」 「うーん、じゃあ今度また来て誘うわ!」 また来るつもりですか!? はっきりいって、この時はもうこの状況から抜け出すことが最優先だったのね… 思わずオイラ 「はあ、考えておきます」 「おお!そうか!?」 ・・・ 嗚呼、言っちゃった、言っちゃったよ… 内心、滝汗状態のオイラを余所に 893の方」はそれに機嫌をよくしたのか 「牛丼」お持ち帰りであっさり帰っていかれました 帰る前に「893の方」がおっしゃった言葉 「また会おうな兄ちゃん!生きてたらな!」 「はい!お気をつけて!」←もう自棄になってる自分 「ほなな!」 「はい!ありがとうございました」 生きていても…って言うかどんな状況にしろ 二度と会いたくありませんが一応そういっておきました(素泣) やっと「893の方」が帰られて店内は静けさを取り戻した時、オイラは もう二度とナイトには入らない事を誓うのでした♪ ちなみに、その方とはあれから1度もお会いしていません やはり「国家権力」によって消さr・・・げふ!ごほん! いえいえ、なんでもありませんよ! まあ、この夜を通じて、勉強になったことが1つあります!それは 「893の方」は思っている以上に礼儀正しい事 人間話せば通じますよ♪ ラブ アンド ピースですよ!この世界は!! でもね…最後に疑問が 店長どこよ?(怒) ラブアンドピースで済まされない世界もあるにはあります … 以上、「オイラ的」にかなり痛かった話でした♪ どうですか皆さん、楽しんでは頂けたでしょうか? では、皆さんまた何処かでお会いしましょう!! ヾ(´∀`) ばいば〜い♪ 店長はどこ行ったんですか?(笑) その後の経過がかなり気になるところですね!! でも、なにもナイってことは、 その893さんは、もう、いないんですかね? やっぱ、その893さんは、警察に追われていたんですかね? ってか、牛丼の代金はいただいたんですか? なんか、変なことばっかり気になっている苺であります・・・(笑) それでは、アモンさん、どうもありがとうございました〜♪ |