●黒猫紳士について




このコンテンツには残念ながらネタはありません。


Q:黒猫紳士とは何ですか?
A:無価値なものに対し、積極的に価値を与える行為です。また、それを実践する者です。

Q:どういう設定ですか?
A:矢吹先生の作品は全てオリジナルです。

Q:紳士的読解法を広く宣伝したいです!
A:親しい友人や、同好の士、ご自分のHPにおいては、大変有意義なことだと思われます。

Q:ファンサイトの人たちに紳士的な解釈を教えてあげたいです!
A:やめておきましょう。人にはそれぞれ住む世界というものがあります。
いたずらに越境する行為はお互い不愉快な結果になると思われます。

Q:実際、パクリは許せませんか?
A:私は全く気になりませんが、面白いので突っ込んでます。許せない人もいるでしょう。

Q:本当は嫌いですか?
A:昔は好きでも嫌いでもなかったですが、紳士になってからは好きですね。漫画が面白いとは思いませんが。

Q:矢吹先生をどの程度まで称えて良いのでしょうか。
A:作品に関わることなら大体は問題ないと思いますが、まったく根拠のない誹謗中傷はあまり見ていて気持ち良いものではありません。

Q:ぐちぐち皮肉ってないで、つまらないならつまらないとハッキリ言ったらどうですか?
A:「つまらない」と言ってしまえばそれで終わりです。何の実りもありません。
一方、「矢吹先生は偉大です」と言えば、少なくとも僕は楽しい気分になれます。




結局のところ、作品の価値は、その作品自体にあるのではなく、その作品を受け取る側に発生するのだと僕は思います。
ピカソを芸術だと思う人はそう思えばいいし、ラクガキにしか見えない人はそれでいいと思います。
お互い何の不都合もありません。ただ、ラクガキにしか見えない人はピカソを楽しめないという点では損をしています。

黒猫も同じです。
普通に読んで、それで楽しいと思える人は、それはその人が幸せなのです。別に悪いことではありません。
一方、僕のように普通に読んで楽しめない人は、楽しむのを諦めるか、何とかして楽しむしか方法はありません。
そのときに用いられる“ツール(手段)”が黒猫紳士です。
そして、紳士的に楽しむにあたっては、黒猫はとても意義深いテキストとなります。
作品を受け取る側の姿勢により、作品に価値が生まれたわけです。
作品に積極的に価値を与える黒猫紳士というツールを僕は高く評価していますし、それは「つまらない」と言って捨ててしまうより、ずっと有意義なことではないかと思います。

素晴らしいネタを提供し続ける矢吹先生は偉大ですが、1つのクソ漫画を“神漫画”へと変容させた黒猫紳士はもっと偉大だと思います。


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