WJ44号感想

ジャンプと何ら関係ないことで恐縮ですが、無料で見れるインターネットテレビ「GyaO」のレビューサイトを作ってみました。
最近はサラリーマン金太郎を見てはレビューを書いています。
良かったら見てやって下さい⇒「GyaO Review」

あと、ジャンプレボリューションをパラパラっと立ち読みしたのですが、和月先生の読み切りがすごく面白かったです。非の打ち所がない出来でした。
矢吹先生の読切(「TRACEBOY」でしたっけ?)もそれなりのレベルでしたし、やはりジャンプである程度連載を続けた作家は、読み切りでは高水準な作品が書けるのですね。
基本的に読み切りしか書いてないのに、それでもほとんど面白くない新人漫画家とはやはり明確な力量差があるようです。
このことをまとめると、次の4点が分かります。

1、名のある漫画家は読み切りなら高レベルな作品が作れる
2、多くの新人漫画家は読み切りも面白くないので、名のある作家との力量差は明らか
3、読み切りに比べると週刊連載は格段に難しい
4、ハンターが面白いのは週刊連載じゃないからかもしれない

では、そんなところで今週のジャンプ感想です。


☆☆☆テニス☆☆☆

・千歳
少女は千歳少年の妹でした。
しかし、こうなると可哀相なのは獅子楽中のみなさん。
たとえ、手塚部長が復活しなかったとしても、少女に殺人スマッシュでも命中させていたら……
無我使いに殺されていたかもしれません。
獅子楽中レギュラーは千歳少年の同級生や後輩に当たるわけですが、そんな理屈が無我使いに通じるはずがありませんし。
その意味では、彼らは逆に手塚に命を救われたのかもしれません。

・手塚復活までの道程
イップスで肩が上がらなかったが、悪漢にスマッシュで殺されそうになった少女を庇うために復活した。
九州編はそういう話だったようです。
これなら別に九州でなくても、亜久津が身近にいれば遠からず復活できた気がします。

・ドロボウの兄ちゃん
当掲示板にて、少女が手塚の名前を呼ばないのは最後の最後に手塚の名を呼んで感動的に締め括るための前振りではないか、との意見がありましたが、全くそんなことはありませんでした。
やはりファーストインプレッションって大切ですね。ドロボウは最後までドロボウです。前科は一生消えることはありません。

・手塚と少女の別れ
イップスを克服し、大会で優秀な成績を収めた少女は、報告のため手塚の下へ走ります。
しかし、手塚は既におらず、少女の頭上を東京行きの飛行機が飛んで行くのでした。




…………えーっと。

手塚部長、一言の挨拶も無しに帰りました
パラパラっと読んでると騙されそうになりますが、ここで挨拶もせず帰る理由は何一つありません。
「なぜオレが行きずりの少女にわざわざ挨拶をして帰らなければならないのだ」
そんな感じです。酷い、酷すぎる。
やはり最後までドロボー呼ばわりされたことが、実はムカついていたのかもしれません。
普通の漫画の文脈であれば、「あの子との別れは辛過ぎる」「オレは消えるようにいなくなった方がいいんだ」など、黙って消えていくことにはそれなりの必然性がありますが、この場合だと「礼儀知らず」以外のどのような理由も見出すことができません。
許斐剛という男は、やはり僕たち常人とは何かが違います。

・「血迷ったか手塚ぁー!!」
ドロップショットを打っただけでキチガイ扱いされるCOOLテニスの世界。
ていうか、ここで問題なのは樺地少年が零式ドロップで返したこと自体ではなく、一撃必殺技である零式ドロップを縮地法にも頼らず身体能力のみで返球したことだと思うんですけど、そこのところはどうなんですか。彼、相当すごいんじゃないですか。

あと、この台詞の時の、あさっての方向を向いてる樺地少年の目線が面白いです。

・「お前の能力、充分見させて貰った」
こういう何気ない、でも絶対にテニスではありえない台詞がこの漫画の醍醐味ですね。

しかし、回想編の意味は一体どこにあったんでしょうか。
回想編での復活が樺地少年との戦いにどう活かされるのでしょうか。
さっぱり意味が分かりません。
今週のを見る限りだと、樺地少年に対するアドバンテージはお互い同じ技を使っているけど手塚の方がテニスがうまい、というすごくシンプルなものに思われるのですが。

・「自らとの闘いに勝った手塚!」
もしかして回想編の意味とは「イップスを克服した」ことを「自分への勝利」とし、だから「自分と同じ技を使う相手選手にも勝てるだろう」ということなのでしょうか。
「自分に勝利する」ことと、「自分と同じ技を使う選手に勝てる」ことには明らかな差があると思うのですが、流石にCOOLです。

・次回予告「次号、手塚の猛攻に耐える樺地に異変が!?」
凄まじいことを予感させる次回予告です。
樺地少年から黒い翼が生えてテニスコートを飛びまわる様子を想起してしまいました。

手塚「な、なんだあのテニスは……!」
跡部「馬鹿め、樺地を追い詰めるからだ」

第二形態に変形して欲しいなー。

・テニスの王子様if...
もし、獅子楽が手塚をこてんぱんにして、それを全国大会で吹聴したら。

大丸「おい!オレたちはあの手塚に6−0で勝ったぜ!」
他校A「ふーん」
殿馬「もっと驚けズラ! 最もプロに近い男、手塚に勝ったズラよ!」
他校A「えー、さっき二回戦をちょっと見てきたけどさ、全然低レベルだったぜ」
他校B「そうそう、樺地ってヤツと一歩も動かずにお互い相手の正面に延々と打ち返してるだけだったな」
他校C「全国大会なのに、あそこの二人だけレベルが小学生以下だったよ」
他校A「で、そんな手塚に勝って何か嬉しかったの……?」
大丸「…………。」
殿馬「…………。」


☆☆☆べしゃり暮らし☆☆☆

あの、これは、この無茶苦茶なストーリー展開も笑うところなんでしょうか……。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

・一角→松本
タメ語でした。
十一番隊では他の隊に見られるような上下関係が通用しないのでしょうか。

・「選んだのは?」「山本総隊長だ」
キメラアント対策において、会長自らが出張ったハンターハンター。
両者の対応の違いは明らかです。
もちろん死神はソウル・ソサエティも守らなければならないので、確かに両者の置かれた状況を同じ尺度で測ることはできませんが、それにしてもこの人選はやはり失敗だろう、と。

ハンター協会>ソウル・ソサエティ

な感じですね。組織的には。
でも、これが魔法律協会だったら「ロージーと藤原裁判官補佐」とかを派遣しそうな勢いですが。

・選抜メンバー
ルキアと恋次、それから一角まではともかく、他の選び方が酷いなあ。
まあネタにしてるから、真面目につっこんじゃいけないところなんですけど。
しかし、副隊長は軒並み噛ませ犬、卍解できる恋次・日番谷ですら噛ませ犬の現状において、いくら副隊長と同格の実力があるとはいえ一角に一体何ができるのでしょうか。

・大虚の3つの階級

ギリアン⇒かませ犬集団。強者が一掃する描写などに使われる
アジューカス⇒中堅かませ犬。一線級ではない戦闘要員に見せ場を与えるために使われる
ヴァストローデ⇒やっと敵として認識される

3つの階級が出てきましたが、実質的には「ヴァストローデvs死神隊長連」となるのでしょうね。

・「この『ヴァストローデ』級が十体以上いたら、尸魂界は終わりだ」
だからこそ、ヴァストローデがたった2体で少数投入されたこの機会を逃さず、確実に仕留めるべきだった気がするのですが。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

・11人の陪審員

まだ何か出てくるのか……OTL
ちょっといくらなんでも、そろそろ止めるべきだと思うんですけどー。
電車内での戦いだけでも十分食傷気味だったのに、まだこれ以上出てくるの?
CP9編は、CP9出張組の4人とスパンダムさんだけで十分だと思います。
他は全て蛇足だ。

・ウソップ復活
リトルガーデンで心を通わせたウソップだからこそ、巨人の二人を仲間(?)にした描写はGOOD。
うまく見せ場も作れたしね。


☆☆☆アイシールド☆☆☆

・人気投票
筧が3位で葉柱が5位……。
この不思議な結果はなんなんですか。

・「何で気付かなかったんだろう私」
まもり本人よりも読者の方が遥かに頷いてしまうこの台詞。
本当に何故どうして気付かなかったのか。
ペンギン村の村民ですら、アラレがロボットな事に気付いてたのに。

・助っ人軍団より扱いの小さい石丸先輩
石丸先輩は本当においしいと思います。鬼兵と同じくらいおいしい。
コマは小さいけど、すごい存在感だ。


☆☆☆ナルト☆☆☆

・すごい顔して自爆したデイダラさん
しかし、暁の一人が自爆して、なお一人も殺せないとは、恐るべきは木の葉の上忍カカシ。
これって本当にデイダラさん死んじゃったんですかね。
我愛羅も取り戻されちゃったし、これで終わったら良いトコなしだなあ。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

・「霊化防壁の術!!」
ロージーの術が成功したことにすごくビックリしました。

・「全住民に立ち退きを勧告した」
経営難から団地経営を終了するのではなく高級マンションへと立て直すのであれば、立ち退き料も結構貰えるだろうし、あんまり悪い話じゃないと思うんですけど。
経営側が持ってきた赤川マンションのビラは「普通は1億円するお部屋を転居用に用意しましたから、今と同じ家賃で結構ですのでこちらへ転居してください」という意味かと思いました。
いや、こういうケースもあるんですよ。確か六本木ヒルズはそういう感じだった気がします。
なので、しばらく読まないと「立ち退きにあって困っている」という文脈だと分かりませんでした。
貧乏そうだし、まとまったカネが入ってきて喜ぶ場面でしょ、普通。
西先生はこういうところに現実感がないです。

・「また新しく男でも作って産めばよかろうに」
口寄せっ子はこの言葉を聞いて「悪魔だ」と言ってますが、しかし、生物として種の存続を第一義に考えるのであれば、これは合理的思考ではありますし、ポジティブシンキングとも言えます。

それに、親が子を慈しむ、子のために親が命を投げ出す、というのはおそらく広く一般的に見られる傾向ではありますが、とはいえ、どこの世界でも生命保存の順位が常に「子>親」というわけでもありません。
例えば、親孝行を説く儒教の世界では、親を助けるために子が命を投げ出すのも親孝行です。
さらに、子供が命を投げ出すのをためらっていたら、親がそうなるように(子供が死ぬように)仕向けることさえも「子供が親孝行をするのを手伝った」ことになり、善行とみなされます。
この場合であれば、親の優先順位は子より高くなっていると言えるかもしれません。

また、旧約聖書のヨブ記では、神がヨブを試すためにヨブの子供を皆殺しにしたにも関わらず、最終的には前より子供が増えたからハッピーエンド、という描かれ方がされています。
「子が死んだらまた産めばいい」という考え方は、現代から見れば薄情で非人間的に思われますが、それは出産率の低下、ならびに子供の死亡率が下がって来て初めて生まれたアイデアなのかもしれません。
昔はたくさん生んでポンポン死んでたので、今とは子供の死に関する捉え方も全く違ったものであったと思われます。

つまり、「子供をどのくらい大切に思うか」は文化に依るものと思われ、その意味では五嶺さんの考えは「背景とする文化(生まれ育った環境)」が違うのであって、「悪魔的」と考えるのは短絡的に過ぎる気がします。
特にこの場合は、実際にお母さんの考え方では何も良い結果が生まれていないので、合理的という面だけから見れば、五嶺さんのアイデアもそう悪いものとは思えません。
気を病んで崩壊して死ぬくらいなら、「また恋をして新しい子供を産もう」と割り切って考える方が健康的です。

・「ちゃんと資料に目を通しておけば良かった」
そう! これですよ、これ!
これでこそ、僕たちのロージーですよ!
どんなに札が使えるようになったって、これがあるからロージーはいつまで経ってもロージーなんですよ!
五嶺さんやエビスさんがロージーを思いっきり軽んじる意味が十分すぎるほどに分かる1コマでした。

・分裂する霊
僕の大好きなパウダーイーターちゃんを思い出しました。
てことは、百八手ってのは祠に入って「風属性モンスター全てに5ダメージ」を狙うってことですかね。

どうでもいい話ですが、カルドセプト2では僕はバードとパウダーイーターが大好きでした。
バードはパッと見使えないカードですけど、あいつ実はコストの割にすごい働きをしますよ。


☆☆☆デスノート☆☆☆

・ハーイル、デメガワー
3ページ目の出目川さんの勇姿を見てると、どこかの国の独裁者さんを思い出します。
ちょびヒゲもあるしね。

・京都市左京区吉田新町
以前から、こういう「あってはならないけどそれっぽい名前」は、どこまで実在するものを使って、どこから創作になるのか疑問だったんですが、デスノの場合は「京都市左京区吉田」までがリアルで、「新町」から先がフェイクのようです。

・「が…一緒だったのが松田というのも…」
すごいな、松田さん。
月の肉親でも恋人でもないのにアリバイ証明能力がない。


☆☆☆もて王☆☆☆

・「こうやって死んだ方がましだッ!」
何のネタですか、これ??
101回目のプロポーズしか思いつかないけど……。

そういえばジャンプ感想と何の関係もなくて恐縮なんですけど、僕の「完全パンクマニュアル」で紙幅の都合上収録できなかった「101回目のプロポーズ」ネタがあるので、折角だし書いときますね。

《姉妹書の紹介》

『完全勝ち犬マニュアル』

「あれ?気づいたら30過ぎてたわ♪テヘ☆」というお茶目な女の子の必読書。
負け犬気質丸出しでイヤ汁垂れ流しの娘さんも、これさえ読めばたちまち勝ち犬候補筆頭に!
男への媚び方から、弱さの見せ方や涙目・上目遣いの使い方、さらには上手に避妊を失敗する方法まで、かわいいイラストを添えてポップに解説! これが最後のチャンスです!

(本文からの抜粋)
 さえない中年男と何度か逢瀬を重ねたあなた。彼の度重なるアタックを受けたあなたは、迷惑だと感じながらも次第に彼との仲を深めてきたと思います。
 すると、突然彼がトラックの前に飛び出し、 「僕は死にましぇーん!」 と叫び出すことでしょう。
 しかし、ここで慌てふためいてはいけません。極めて奇抜な行為ではありますが、これは彼独自の愛情表現法であり、また、彼にとっては通算101回目に当たるプロポーズなのです。ここであなたの取るべき行動は、いつものように半笑いしながら泣くことです。
 これは終盤に発生するイベントですので、ここまでくればあなたのゴールインはほぼ確定したと言えるでしょう。

・扉絵
ブチャラティですよね。
それは分かってるんですが、女神転生IIIの影響でどうしてもパトラッシュを思い出してしまいます。
女神転生やってるからパトラッシュを思い出すというのもおかしな話ですが。

・「お前は男塾のあの二人か」
誰…?
仮にも男塾サイト管理人の僕が分からないネタってどうなの?(若い人は知らないかもしれませんが、男爵ディーノって男塾のキャラクターなんですよ)
二人ってことは、虎丸富樫のことなのかなぁ……。
大体タフって言えば、タフじゃないキャラなんて一人もいないですし、あの漫画。
骨片一つ残さず砕け散った人間が平然と復活しますからね。すごいタフネスです。
タフという言葉で解決して良い問題かどうかは疑問だけど。

・「一番大事なのは絶対に成功することじゃないわ」
すごくタイムリーなパロネタ。
ハンターが2週連続休載であるため、ものすごいリアルタイムなネタに思われますけど、実際には半月前のネタなんですよね。

ところで、今週もハンターが休載だったわけですが、そのことを悲しんだら「先輩は最近冨樫先生に厳しくなっている」と指摘されました。
確かに以前は「6週連続で休載しても再開予定が記載されていれば嬉しい」というレベルにまで達していましたからね。
たった2週休載が続いただけで落ちこむとか考えられなかったですよ、昔は。

「ハンター信者ランク」
〈在家信者〉絵が荒れていても許せる
〈出家信者〉載ってさえいれば嬉しい
〈古参信者〉隔週連載でも嬉しい
〈幹部信者〉月イチ連載でも嬉しい
〈大悟者〉再開の目処が立っていれば嬉しい
〈神〉打ち切られない限り嬉しい

もっと悟りを啓かなければ、と思いました。
神クラスまで行けば、休載にも全く動じなくなりますよね。

・修正海苔
先週で「大亜門先生はJOJO大好き」という分かり切っていた事実を再確認したわけですが、先生はハンターも大好きみたいです。


☆☆☆タカヤ☆☆☆

・高校生なのにプロレスラーな安藤さん
ガーレンもですけど、敗北した「大柄プロレスラーキャラ」って、新シリーズでいの一番にかませ犬にされそうですよね。
安藤さんは根が良い人なので、ヴォイドにいきなりボコられるんじゃないかと心配になりました。

・抜骨大蛇
骨を外せば腕が伸びるという神話に基づいた技。
骨を外すことと腕が伸びることはイコールでは括れないと思うのですが。
あとね、袖のようなのも伸びてるんですよね。
映画「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」でも、インド人が腕を伸ばすと同時に服の袖も伸ばすんですが、これは技術上の問題(特殊効果で腕を伸ばすより袖で隠した方が簡単だから)として、果たして漫画で袖が伸びる意味は一体……??
きっと巨大猿になっても破れない伸縮自在の戦闘スーツのように、手が伸びることも考えて伸縮性を重視した服なんでしょうね。

・「次々と猛者現る!これが閃新会!!」(柱より)
まあね、小細工を弄したとはいえ、残像ができるほどの動きができるクロウ少年はなかなかのものだと思いますよ。
でも、これなら中学テニスの方が遥かにすごい。
果たして閃新会出場者の中で、青春学園テニス部レギュラーに勝てる者が一人でもいるのでしょうかね。


☆☆☆ネウロ☆☆☆

・今週のタイトル
旅と書いて「ゆめきぶん」と読ませる。
僕も好きです「いい旅・夢気分」

・回るお寿司を回らなくした女
「私の方がバイキング扱いされちゃうよ」というオチも含め、ここのエピソードは素晴らしいです。
ところで、食べ放題の意味の「バイキング」ですが、どうもこれは初めてこのスタイルを取り入れた店が「バイキング」という店名だったことに依るみたいです。海賊のバイキングとは無関係。
てっきり「海賊の食事はいつも食べ放題だった」みたいな習慣があったのかと思ってました。
ちなみに、その店はここみたいです。

・吾代さんへの報酬
名が売れ、大物の依頼もこなし、その上ネウロはお金を使わない。
お金に困っているとは思えないのに、それにも関わらずこの報酬なのはギャグ漫画ゆえですね。
これがカイジなら、きっと仕事量以上のギャラが貰えたのに。憐れなり、吾代さん。

・旅先で事件が起きるのは…
金田一、コナンなどでもお馴染みの展開ですが(彼等が行くところはどこでも殺人が起きます)、ネウロの場合は事件の可能性を察知し、あえて首を突っ込んでます。
金田一やコナンたちは「いい加減、普通に旅行を楽しませてくれよ…」と思ってることでしょう。
それに比べると、高い確率で殺人事件に巻き込まれることを承知しながらも、それでも旅を楽しむ気満々でいる弥子ちゃんのメンタリティは評価すべきではないでしょうか。
この子は強いよ。


☆☆☆ミスフル☆☆☆

この展開は一体何なんだろう……。

ところで、160kmってそんなにすごいんですかね。
いや、もちろんすごいんでしょうけど、蛇神様なら打てそうな気がするんですが。
それにしても華武が可哀相だなあ……。
犬や牛の因縁とか、これまでの伏線とか、これからどうやって回収していくんだろう。

唐突に猿野父と兄が出てきた展開はもっとビックリしたり戸惑ったりすべきポイントですけど、ちょっと事前に情報得ちゃってたので、ことさらに何も思えませんでした。
猿野父と兄の伏線は昔から張られてたみたいですね。
あと、猿野は昔は野球が嫌いだったらしいですよ。たぶん猿野本人も忘れてただろうけど。


☆☆☆切法師☆☆☆

終わりました。
最後はやっと仲間も出てきて、これから続いたら楽しくなっただろうに残念です。
七刀法師のエピソードも、本当はもっと後で出す予定だったんでしょうね。
もうあそこしか出しようがない、そういう印象を受けました。
きっと七支刀とかも出てきただろうになあ。
ところでレイレイもですけど、なんでチャイナお姉さんは胸元に穴が開いてるんでしょうか。


とりあえず僕たちが望むこととしては、単行本に「切法師if...」を付けて欲しいということですね。
剣頭吏10体と戦う倫太郎を書いてくれるなら単行本買います。


☆☆☆ジャガー☆☆☆

面白かったけど、最初のぶどう狩りが面白過ぎて、後半になるにつれテンションダウンが否めませんでした。
でも面白かったです。



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